日本のマッサージ
日本のマッサージということでは、昔から「按摩・あんま」が用いられてきました。明治時代になって、軍医の橋本乗晃氏がフランスのマッサージ療法を視察して研究、その後に、日本にもマッサージを医療法の一つとして導入していったのです。
現在日本には「あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律」があります。あん摩マッサージ指圧師免許、医師免許(共に国家資格)を持っていないと、日本ではマッサージを業として行うことはできないとされています。
ただし、日本の法令では、マッサージの厳密な技術定義というものが規定されていません。しかし、マッサージが欧米から日本に伝わってきて、実際の手技自体はかなり明確に技術体系化されているのも事実です。そこで、各種マッサージが登場したのです。
・「クイックマッサージ」は文字通り、 短時間を売り物にしたマッサージで10分~15分の施術時間が中心です。
・「スポーツマッサージ」は、スポーツ選手に対するマッサージです。
・「エステマッサージ」は、エステティックに伴うマッサージで、エステティック店に勤務しているのは、あん摩マッサージ指圧師です。
・「フェイスマッサージ」も主にエステティック店で行われるマッサージです。
・「アロママッサージ」も主にエステティック店で行われますが、アロマセラピーを併用したマッサージとなります。
・「足ツボマッサージ」は、「リフレクソロジー・足裏反射療法」で、足裏のツボを刺激するマッサージです。
そしてタイ古式マッサージです。