タイ古式マッサージとはどういうものか?

マッサージの基礎知識

 

 

マッサージが大好きという人は非常に多いのですが、マッサージはフランス語の「massage」ということで、フランスで生まれ、主に静脈系血液循環の改善やリンパ循環の改善を目的にした手技による療法です。

 

 

16世紀の後期に、あるフランス医師がマッサージの効能や必要性、医療術を研究して、マッサージの効力をフランス中に強く主張したのです。これによってマッサージ療法が医療法としても認められるようになり、医療として広まっていったのです。

 

 

マッサージは皮膚に求心的に施術するのが特徴です。これと同様の効果を得られるものということで、タイ式や朝鮮式のマッサージもありますが、便宜的にトータルで「マッサージ」と呼ばれています。

 

 

厳密には、指先などの末梢部から心臓に向かって施術を行い、これは日本の按摩の施術とは逆です。マッサージをすることで、静脈やリンパの滞りを改善させ、流れを促進させます。特に運動の前後に、筋肉緊張をほぐしたりするためにマッサージが用いられるのは誰もがご存知の通りです。

 

 

マッサージによる適度な刺激は、緊張を緩和させ、筋肉痛を和らげてくれます。気分が和らぎ眠りも誘われます。マッサージは通常医療の場でリハビリテーション等として行われますが、健康増進の目的でも気軽に行われています。